卒業生メッセージ

池田 心咲さん

東京科学大学 生命理工学院 1年

挑戦を重ねた日々が、未来への自信になりました。

医療や食品の分野に関わり、将来は食の選択肢を広げる研究に携わりたい。そう考えるようになった背景には、鎌倉女学院での多様な学びの積み重ねがあります。

 

印象に残っているのは、「鎌倉学」の授業です。寺院や歴史的建造物と結びつけて学ぶことで、知識としてだけでなく、実感を伴って鎌倉の歴史を理解することができました。その経験は、物事を多角的に捉える視点の土台になったと感じています。

 

また、120周年記念の学校グッズ制作に携わったことも、大きな学びの一つです。初めての取り組みだったからこそ、どのようにすれば多くの人に手に取ってもらえるのか、予算とのバランスをどう考えるかなど、仲間と何度も話し合いを重ねました。自分たちで考え、選択し、形にしていく過程は、想像以上に難しく、それと同時に大きなやりがいを感じる時間でもありました。

 

そのほかにも、100名を超えるダンス部での活動や、鶴岡八幡宮での献茶式を経験した茶道、留学生のサポートなど、分野の異なるさまざまな経験に挑戦してきました。それぞれの活動に向き合う中で、物事を整理し、自分の考えを言葉にする場面が増えていきました。

 

そうした積み重ねの中で、自然と身についていったのが、要点を捉えて伝える力や、課題を見つけ出す視点でした。それらの力は、スピーチや志望理由書にもつながり、自分の考えを言葉にする支えになっていたと感じています。

 

鎌倉女学院で過ごした6年間は、さまざまなことに挑戦する機会にあふれ、その一つひとつが、将来の選択肢を広げてくれた時間でした。この経験を胸に、これからも自分の関心と向き合いながら、社会に役立つ研究を目指していきたいと思います。